【廃盤DVDコラム第二回】視聴困難なアダルト作品・記憶に眠る作品を求めて
公開日: 最終更新日:
リサイクルのプリマベーラ、WEB担当のカミです。
前回のコラムでは、「配信されていないアダルト作品」や「配信終了によって見られなくなってしまうアダルト作品」が存在することをご紹介しました。
令和の新常識とも言える動画配信サービス。
便利になった今だからこそ、「見たい作品はいつでも見られる」と思われがち。
ですが、実際はそうとも言い切れません。
では、なぜ見られない作品が存在するのか?
なぜ人は、もう見られない作品を探し続けるのか?
今回のコラムでは、その理由を現場の視点も交えながら、一緒に掘り下げて行きたいと思います。
【第一章】 ホントに見られない?デジタル時代の落とし穴
私には一つモヤることがあります。
令和の新常識と言えば、やはり動画配信サービスでしょう。
テレビ、スマホ、パソコン、タブレット。
場所を選ばず、好きな時間に好きなアダルト作品を楽しめる時代になりました。
便利になった今だからこそ、「もうDVDの時代ではない」と考える方も少なくありません。
ですが、実際はそうとも言い切れないのが現実。
前回のコラムでも少し触れましたが、世の中には配信されていない作品や、配信終了によって見られなくなってしまった作品が数多く存在します。
つまり“見たいアダルト作品が必ず見られる訳ではない”。これこそが、デジタル時代の落とし穴なのかもしれません。
では一体、なぜそのような作品が生まれてしまうのでしょうか。
少しだけ、その舞台裏を覗いてみましょう。
【第二章】 視聴困難・その裏にある背景とは?
現在では視聴が困難な作品が有ることはご存知でしょうか。
ここからは、そんな視聴困難な作品に焦点を当て、3つのパートに分けて解説していきます。
■契約・権利問題
まず一番わかりやすい理由が、契約や権利関係ですね。
配信サービスって、作品ごとに配信期間や契約内容が定められています。
そのために契約期間が終了すれば配信終了となってしまうことも珍しくありません。
ここまでは「まぁ、そうだよね」と思われる方も多いんじゃないでしょうか。
ですが、実はもっと複雑なケースもあったりします。
作品には映像だけでなく、出演者や音楽、演出や脚本など、様々な権利が関わっています。
それらの権利関係が複雑になったり、権利者との調整が難しくなったりすると、配信そのものが難しくなるケースもあったりします。
そして中には、長い年月が経ったことで権利の所在そのものが分からなくなってしまった作品も有ります。
「映像は残っている。でも、誰の許可を取れば良いのか分からない」
そんな事情から、配信されないまま眠り続けている作品も多々あるのです。
……と思いきや、逆のケースもあったりします。
権利はハッキリしているけれど、フィルムを紛失してしまって所在が不明。なんて作品もあったりします。
なので“ある日とつぜん復活!“なんて事もあったりするんですよね。
■不祥事・社会的問題
視聴困難なアダルト作品が生まれる理由は、契約や権利問題だけではありません。
実は、出演者や制作会社などの人為的なトラブルが原因で、配信や再販が難しくなるケースもあります。
テレビのニュースでもたまに取り上げられたりしていますよね。
ですが、よくよく調べてみると、実際にはもっと複雑な事情が絡んでいる場合も少なくありません。
例えば出演者の不祥事一つを取っても、一作品だけの問題では済まないことがあります。
その演者さんが出た全作品が“封印”されているような状態であったり、なんなら芋づる式に別の演者さんにまで問題が波及してしまったり。
更には、制作会社にまで飛び火してしまい、全く別の問題が浮き彫りになってしまったり……。
つまり作品そのものに問題がある訳ではなくて。
作品の外で起きた出来事が、その作品の運命を変えてしまうこともある。
視聴困難作品は、生まれるべくして生まれたのではない。
と言った所でしょうか。
■時代に嫌われた作品群
制作者や出演者、権利や契約。
もちろん、それらも視聴困難作品が生まれる大きな要因です。
ですが、それすらも凌駕する問題があります。
それは“時代”です。
昭和や平成初期には、ごくごく普通に視聴できた作品でも、令和の価値観では受け入れられない表現が含まれていることがあります。
例えば、当時は問題視されなかった差別的な表現や放送禁止用語。
要は現在では不適切とされる演出や描写などですね。
作品に罪があった訳じゃありません。
ただ、時代が変わった。
それだけで配信、再販が難しくなってしまうアダルト作品も少なくないのです。
ですが、時代が理由なのはそれだけではありません。
撮影当時は何気ない風景だった場所が、後に重大な事件現場となってしまった。
あるいは、映ってはいけない人物や建造物が偶然映り込んでしまっていた。
そんな、誰にも予想できなかった出来事によって、配信や再販が難しくなってしまうケースもあります。
「ツイてなかった」
そう言ってしまえば、それまでかもしれません。
ですが、その一言で片付けるには、あまりにも報われない作品が、この世には確かに存在するのです。
【第三章】 それでも探し求める人間心理
人間、不思議なもので。
「もう見られない」
そう聞いた途端、それまで何とも思っていなかった作品が、急に気になってしまう。
そんな経験ありませんか?
限定品や期間限定の商品に惹かれる理由。それは「今だけ」と言う、半ば“強迫観念”に近いものがあります。
ですが、廃盤アダルトDVDを探している方々を見ていると、それだけでは説明できないことがあります。
「若い頃に好きだった女優さん」
「初めて見た思い出のAV」
「いつか見ようと思っていたあの作品」
探している理由を聞いてみると、作品そのものより、その作品を見ていた頃の思い出を語られる方が少なくありません。
だからこそ、何十年も前のアダルト作品を探し続ける人がいる。
私たちが本当に探しているのは、映像ではなく“思い出”なのではないでしょうか。
【第四章】担当が見てきた現場の真実
ここまで「なぜ見られない作品が生まれるのか」、そして「なぜ人は探し続けるのか」をお話ししてきました。
では実際に、現場ではどんな作品が求められているのか。
担当自身、日々お問い合わせや買い取りの現場に携わっていますが、そこで強く感じることがあります。
それは「もう一度見たい作品」を探している方が本当に多いということです。
だからこそ、配信されていなくても探す。
ネットで検索し、中古店を巡り、通販サイトを探し、何年もかけて一枚のアダルトDVDを見つけ出す。
そこには、確かな需要があります。
需要があるから、探す人がいる。
探す人がいるから、手放す人がいる。
そしてその一枚が、また誰かの思い出として受け継がれていく。
だから廃盤アダルトDVDは、今も探され続けているのかも知れません。
【結論】
「視聴困難なアダルト作品・記憶に眠る作品を求めて」と言うテーマでお送りしてまいりましたが。
まぁ、ぶっちゃけ担当が言いたい事は「探せばまだまだ見つかる」って事ですよね。
逆に言えば、今が最後のチャンスなのかも知れないって事です。
現物しか無いものは、現存数しか存在しないってのも、また事実です。
なので、初めてアダルト作品を見たあの感動と喜びとドキドキ。
もう一度味わいたいのであれば、そりゃあ探すっきゃないでしょ!
【おわりに】
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。
確かに視聴困難なアダルト作品は多々有ります。
ですがDVD化されていれば、必ずどこかに眠っています。
逆に言えば、アナタの持っているその旧作アダルトDVDは、どこかの誰かが探し求めていた作品かも知れません。
リサイクルのプリマベーラでは、旧作アダルトDVDでも喜んで買い取りいたします。
また、利根書店公式アダルトDVD専門通販サイト『nairu(ナイル)』では、旧作、廃盤、ニッチでマニアックな作品まで、在庫点数は10万点以上。
アナタの探していた作品が見つかるかも知れませんね。
それでは今回はこの辺で、WEB担当のカミでした。
また皆さんを“グッと来る♪”テーマへとお送りできればと思います。
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